営業本部は国内外のお客様の対応をする部署です。
頻繁にお客様のオフィスを訪問し、少しでも多くの貨物を積んでもらえるよう当社を売り込みます。海外のお客様とは電話やメールでやり取りをしますが、ときには直接会って話をするため海外出張することもあります。
お客様だけでなく、国内外の代理店とも頻繁に連絡を取り合っています。無事港で貨物がおろされたか、どのような貨物が新しく積みこまれるのか、船のスケジュールは予定通りか・・・などを日々確認しています。このとき、各港で発生する費用や運賃についてもあわせて把握しています。
船積み貨物の情報はいったん営業本部内で整理、集計され、「いつ、どこから、どのような形態で積まれるのか」をわかりやすくまとめてから安全・運航本部に伝えられます。貨物が安全に効率よく目的地まで届くように、事前情報の精査は欠かせません。
私の場合は、おおよそ英語50%、韓国語10%といった割合で外国語を使っています。
外国のお客様を多く担当しているため、その際のやり取りは全て英語で行っています。また、外国の代理店とも電話やメールでコミュニケーションを図りますが、そこでもやはり英語を使っています。
韓国語は、韓国の代理店の方とお話をする際に、電話やチャットで使っています。趣味でたまたま身につけた語学力を活かすことができ、やりがいを感じます。(もちろん、韓国のみなさんは英語も堪能ですので、韓国語は必須ではありません!)
サモア独立国とアメリカ領サモアに出張したときのエピソードです。
現地で20人乗りの小型ジェット機に乗ったのですが、そのジェット機の、まあ揺れること……(汗)。絶叫マシン好きの私でも怖くなってしまうほどの揺れで、何度もシートベルトを締め直し、飛行中はずっと、ひじ掛けにしがみ付いていました。まるでフリーフォールのようなスリルでしたね。
ちなみにサモアの飛行場ではチェックインの際に手荷物と一緒に乗客もスケールに乗り、まとめて重量を計量します。その合計重量で運賃価格を決めるのです。重さによって座席配置をするため、というのが一つの理由。もう一つの理由は、サモアには大柄な人が多いから。世界保健機構(WHO)によると、世界で最も肥満人口が増加している国らしく、あまりにも体重があると、追加料金を取るのだそうです。
朝一でミーティング。
国内外のお客様や、代理店から届く様々な貨物の情報を整理。
電話やメールで、受注内容の確認を。他部署に渡す資料も作成。
本船の貨物集荷状況や島で起こっている出来事を話し合うのがメイン。
ミーティング終了の流れでチームメンバーと一緒にランチに出かけることも。
協和海運の窓口として、顧客のオフィスへ訪問。海外出張が決まることも。
船積み決定の貨物を集計し、安全・運航本部に渡す重要な業務。受注の傾向も分析します。
よほどの事がない限り、基本的には残業をしないようにしております。
国内外の代理店 それぞれの港で発生する業務を委託している現地の会社
船荷証券(ふなにしょうけん) 船積み後に発行される書類でB/L(Bill of Lading)とも呼ばれます。輸入港でお客様が貨物を引き取るときの引換証の役割を果たします。